病める夜に

メンヘラHSPが書いた詩です

始まり

大声で何かを世界中に伝えて走り出したいほどに
きみが世界だった時もあった かもしれない

思い切り吸い込むと
ちょっとつっかえる空気が
あなたとの隔たりを知らせてくれて

"どうしてわたしをつくったんだ" と叫ぶこころを
静かに罵ることでぎりぎりで立っている私は

それはワガママです。母に言われたときのわたしは
何もかも素直に受け取る子どもでした